11/23 Live Spot RAG 花田えみHAPPY8DAYS
フジタスミト&ばんただあきでした
秋の三連休のさなか
観に来て頂いた皆さん
来れずともお気遣い下さった皆さん
共演者を観に来られた皆さん
そして、Ms.マドレーヌ花田えみ
全力挑戦の8日間お疲れ様でした
HAPPY満開で良かったですね
そんな軍団に加えて頂いたこと
親父は(笑)生涯忘れません
本当にありがとうございました♪
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このライブが決まってすぐ
フジタスミト&ばんただあきとして
ライブしていた時に履き続けていた
破れ倒しのジーパンを引っ張り出しました
恐らく10年は履いていません
「は、入るやろか・・・」
運よく履けてホッとしました(笑)
恰好から全て、あの時の二人で
なぜか今回は
そんな意気込みがありました
ライブよりもだいぶ以前に
PAをして下さるラグ秋葉店長にも
「Aギター然とした音は要りません!」
音楽として成立するギリギリまで
音量を出し、Aギターらしさも不要と嘆願
そのワガママを聞き届けて頂いて
スミトバンの土台を作ってもらいました
無理を言いました、ありがとうございました
ライブ後に沢山の方から
コンビネーションだけ、は(笑)
お褒めに預かることが出来ました
帰宅して右手を見たら・・・
爪は割れてるわ、血豆出来てるわ(笑)
でも、昔を振り返るとそんな事は
あの頃の二人にとっては普通でしたから
ここまでやって俺らなんやなと
ギターを片付けながらしみじみしました
ばん、楽しかったで、ありがとうな♪
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もともといたドラムとベースが
社会に溶けて次々リタイアした結果
二人でライブをするようになったのは
もう23年も前のことです(おそろしや:笑)
ライブハウスに出演をお願いする際
大抵はどんな形態かを確認されるので
「AギターとEギターのデュオです」
そう伝えると当然ながら
本当にアコースティックな方々と
十中八九共演いただくことになります
当然お客様も「そのつもり」で
足を運ばれる方々が大半を占めます
そこに・・・
Aギターではありえない音量と
歪みに歪んだEギターの咆哮と
ヘッドバンキングしながら
ステージ狭しと暴れつつ
終われば風邪ひくほど汗だくな
【全力フルスイング】が現れるわけです
苦虫を噛み潰したような表情で
1曲目も終わらないうちに席を立つ方
これみよがしに舞台に背を向けて
聴く値打ちのなさをアピールする方
一晩を台無しにしやがって的に
アフターで口もきかない共演者
ボクらに理解を示してくれた人でさえ
「君らはちょっとはみ出し過ぎてるしな(笑)」
そう言われ続けて貼られた「異端」のレッテル
いわゆる弾き語りのカテゴリーからは
「演り方を変えろ」
「あのギター(ばん)要らんやんけ」
「過剰なパフォーマンスが余計や」
技術で人を感動させたい音楽家からは
「あんなもんは音楽ちゃう」
「ダサい、観てて恥ずかしい」
ま、ボロカス言われておりました(今もや、たぶん:笑)
それでもボクらの「熱量」を
良しとして下さったお客様やバンドマンを
一縷の望みにしながらこのスタイルを続けてきました
ボクとばんの【絆】はもはや
ミュージシャンシップとしての繋がりだけで
説明しようがないものです
そんな絆を知ろうと知るまいと
当然ながら思うがままの評価に晒されながら
おんなじことがやれるもんならやってみろ
そう強がりながらの毎日は
正直言えばしんどいもんでした
今でこそ
solo
MARBLE WING
ばん以外のミュージシャンとのコラボと
コンビにこだわらないライブをしていますが
やっぱり、ばんと一緒に舞台に立つのは
横でゴリゴリとギターを弾くばんを見ながら
歌うことの充実感は何ものにも代え難いのです
ボクらがやっていることは
音楽じゃない、のかもしれません
そう感じる人たちからは
これから先も受け入れてもらえないかもしれません
それでももう、かまわない
受け入れてもらおうとして小細工が出来るほど
ボクらは二人とも心もカラダも器用じゃない
全力を舞台に置いてくる
それがフジタスミト&ばんただあきです
ありがとうございました
次はいつかは・・・分からへん(笑)