めでたく18周年を迎えたスローハンド
佐野さん、これからもずっと宜しくお願いしマス♪
「なぁ、今度の対バンってドコとなん?」
「次は●●●●とや」
「おっしゃ(メラメラ)・・・絶対潰すぞ~!!」
はるか20数年前のライブハウスシーンでは、
こんな会話が至って普通に飛び交っていたのデスよ(笑)
一晩の共演者が3組を越えれば、
それはもう、イベントという感覚だったかと
一晩二組
故に【対バン】と言われていたのだと思いマス
ボクがやっていたバンドに限らず、どのバンドも、
その夜の共演者はぶっちゃけ「敵」という認識でした(笑)
たとえ相手にキャリアがあっても下克上を目指すが常
お互いが相手を上回るパフォーマンスをして、
相手をやりこめ、ファンを奪ってやる、という意気込み
火花バチバチ、真っ向勝負の、健全な潰しあい
確かに和気藹々ムードなんて皆無で、
ライブ前の楽屋は、まぁ殺伐としていたもんデス(笑)
でも「あざとさ」とか「なれあい」はなく
また「知ったこっちゃない的な無関心」もなかった
良い意味での敵対が、その一晩の意識を高めあう
そのことを知ってか知らずか、とにかく
「負けてたまるかい」という気合で毎回臨んだものです
互いが出し切って、それを認め合えたらノーサイド
※ただし、認め合えないと・・・惨々なことになるんですが(笑)
その繰り返しのなかで、
自分らの立ち位置を築こうとしていたように思います
ライブハウスの経営上の理由や演者の質の多様化で、
今では一晩二組というブッキングの方が稀なご時世
18周年を迎えた娯楽の殿堂スローハンドが
敢えてそこに立ち返ろうとしています
※とはいえ、このご時世ですから臨機応変、
時と場合で組数を変化させて対応するとのこと
結果的に立ち行かなければやめるだけ、と♪
マスター佐野氏からこのハナシを訊かされて
「の、の、望むところデス!!」と即答でした(笑)
三組で持ち時間40分あまりは、
果たして演じ手にとって妥当な持ち時間であるのか?
果たして聴き手にとって満ち足りる演奏時間であるのか?
時間の長短に関わらず、お客さんに充実して頂く
それが王道、と言えばそれまでとも言えますし、
人それぞれの感じ方があるので答えは様々ですが
二組になれば、単純割りで考えて持ち時間は+20分
60分あまり
演じ手として、これ以上にありがたい話はありません♪
また、聴き手の皆さんも
お目当ての演じ手の演奏時間が増えるのは
まさかまさか、苦痛じゃないでしょう?(笑)
この+20分で、舞台の山立ては大きく変わります
それを考えただけでワクワクします
正直、集客に不安はあります、ありますが・・・
遥かに上回る期待感に胸が小躍りしていマス♪
フジタスミト@スローハンドでの【対バン】は10月から
10/30(日)対バンは【HOBOけいすけ】
11/26(土)対バンは【川辺ぺっぺい】
どうぞ宜しくお願いします!
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